賃貸住宅の建物及び付帯設備の安全について〔消費者庁〕

2016.04.04

 2016.4.4

 消費者庁より、同庁において賃貸住宅の建物及び付帯設備の安全性に係る不具合に関する情報が多く寄せられている状況を踏まえ、建物の維持管理や設備故障・水漏れ等のトラブル防止の観点から宅建業者や賃貸管理業者等の必要な対応について周知依頼がございました。
 消費者庁から全宅連宛の依頼文書、消費者庁のニュースリリースを下記に掲載致しますので、ご確認をお願い致します。

消費者庁からの依頼内容(抜粋)
 国土交通省が示す賃貸住宅標準契約書(改訂版)やガイドラインでは、貸主の修繕義務や建物の維持管理・設備故障等のトラブルに係る標準的な対応が示されているものの、同庁に寄せられる不具合情報の中には、貸主が不具合に対応してくれないという内容の問い合わせが多く含まれていた。
 ※ アパートのガス給湯器が古くなり、都市ガスの定期点検で危険と判断されたにも
  かかわらず、管理会社が対応してくれない。
 ※ 2階の窓枠がガタガタで再三修理を依頼したが放置され、結果、窓枠が脱落し、
  足に怪我をした。
 そこで、定期点検の実施や問い合わせへの誠実な対応等、消費者が賃貸住宅の建物や設備を安全に利用できるよう依頼するもの。

 ⇒ 消費者庁からの周知依頼文書
 ⇒ 消費者庁ニュースリリース文書